グレン・ミラー
Glenn Miller (1904-1944)
ビッグバンドによるスウィング・ジャズの精鋭として、アメリカ音楽の歴史にその名を大きく残したグレン・ミラー。
苦労の末にトロンボーン奏者として頭角を現し、グレン・ミラー楽団を結成。サックス群にクラリネットを交えた独自の演奏スタイルに人気が集まりました。
イン・ザ・ムード、茶色の小瓶、タキシード・ジャンクション、ペンシルベニア6-5000などが次々に大ヒット。殊に「チャタヌーガ・チュー・チュー」は、世界最初のゴールドディスクに輝きました。 作曲家としての才能も開花させ、「ムーンライト・セレナーデ」など数々の名曲を残しています。
人気絶頂の1944年、フランスへ慰問演奏に向かう途中で、乗っていた専用飛行機がドーバー海峡沖で墜落。40歳という若さで、グレン・ミラーは惜しくも帰らぬ人となりました。
ミラーが亡くなって60数年が経ちましたが、現在でもグレン・ミラーの名を冠にしたビッグ・バンドが活動を続けているようです。
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ショパン三世のミニ評
まさに彗星のように現れ、そして消えていった伝説のビッグ・バンド。そのサウンドに触れるたび、とてつもなく大きなロマンを感じる。
ピックアップ
● The Very Best of Glenn Miller
グレン・ミラーが1939年から1944年の間に録音した歴史的名演奏を、最新のリマスター技術で24曲も収録。グレン・ミラーの真髄に触れられます。