ジェームス・ラスト
James Last (1929-2015)
祖国ドイツを中心に、欧米で高い人気を誇るオーケストラ・リーダー、ジェームス・ラスト。幼い頃からピアノやコントラバスを習い、17歳で有名なジャズバンドに参加。その後バンドを組んで独立、程なくドイツにおける人気ベーシストにランキングされました。7年間の活動を経てバンドを解散、その後はポリドール・レコードの専属アレンジャーとして活躍。
1965年、改めてバンドを組織し、 ジェームス・ラスト楽団名義でファーストアルバム「Non-Stop Dancing」を発表しました。ダンスビートの爽やかさと軽快さが受けて欧米でヒットを連発。ヨーロッパの誇るポピュラー・オーケストラとして人気を博し、不動の地位を築いたのです。1986年までの間に50作以上のヒットアルバムを残しています。
作曲家としても知られ、特にバラード曲「The Seduction」は米映画「アメリカン・ジゴロ」にも使用され、全米最大のヒット曲になりました。
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ショパン三世のミニ評
ひとつの音や響きを丁寧に奏でる、かっこいいサウンドの数々。ジェームス・ラスト一流のダンディズムを感じる。
ピックアップ
● ジェームス・ラスト・ベスト・セレクション
日本で編集されたジェームス・ラストのベストアルバムです。幅広い年齢層にアピールできる、入門編的なプログラムで構成されています。「サンタ・マリアの祈り」や「セダクション」などの選りすぐり、全23曲を収録。